「アバウト・ア・ボーイ」ヒュー・グラントは、ラブコメだけじゃない

ヒュー・グラント絶頂期のコメディ映画。この頃少し前からヒュー・グラントはすっかりプレイボーイのイメージがついてしまった。

でももっと若いころは真面目な好青年役を見事に演じているんですよ~。エマ・トンプソンと共演した「いつか晴れたに日」なんて、誠実でひた向きで、愛情深く、女心がわかっていないちょっとダサい人だったりする。ただお互いに別々の椅子に腰かけて座りゆっくり言葉を交わすだけのシーンであれほどの純愛を表現できるのは感動的だと思う。

というのは大昔の話。このアバウト・ア・ボーイでは、少なくとも出だしではこの頃の流れにのって超かるーい男として登場する。不労所得により働く必要がない、とても良いご身分。そして暇で、女の子大好き。絵に描いたような、いや想像を絶する尻軽男に見ている方はあきれ果てる。頭が空っぽなんだな~。そんな役がとてもはまっているヒュー・グラントだった。

そんな男がなぜかあるいじめられっ子の少年と知り合うことになる。10歳か9歳くらいかな。イジメの理由というのが、「服装がダサいから」。少年は母子家庭で、母と息子がしっかり支えあって生きている。だが、この母の服装センスが微妙。。。それを息子にも推奨する。少年は、これがいじめの原因とはわかっていても母のいうことをちゃんと聞く。けなげなんだよね。

で、この少年と、前述の頭空っぽ男、どっちが主役なのか途中で混乱してしまった。

この作品では、やはいりヒュー・グラントは単なるラブコメ俳優、プレーボーイキャラ俳優ではないことがわかる。

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